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フレッシュゴッド・アポカリプス (''Fleshgod Apocalypse'')は、イタリアのテクニカルデスメタルバンド。従来のブルータル・デスメタルやテクニカルデスメタルに、オペラティックなハイトーン・ボーカルやクラシカルなギターソロを導入し、シンフォニックメタルに由来するメロディアスかつシンフォニックな要素とブルータルかつテクニカルな要素が融合している〔『Agony』ライナーノーツ〕。このような、激しいブルータル・デスメタルと大仰なシンフォニックメタルを融合した独特の音楽性を保持している。 == 略歴 == 2007年に、イタリアのペルージャでフランチェスコ・パオリ (Vo、G)、クリスティアノ・トリオンフェラ (G)、パオロ・ロッシ (B)、フランチェスコ・ストルリア (Ds)の4名で結成〔。フランチェスコ・パオリ、パオロ・ロッシ、フランチェスコ・ストルリアの3名は、Tyrannic Ethical Reconstructionというデスラッシュバンドで共に活動していた。同年中に、1stデモ『Promo '07』をリリース。同デモから2曲が、Septycal Gorge、Modus Delicti、Onirikとのスプリットアルバム『Da Vinci Death Code』に収録された。その後、2009年に1stアルバム『Oracles』をリリース。同アルバムは、北米では、ウィローティプ・レコード、ヨーロッパではキャンドルライト・レコードからリリースされ、デビューを果たした。同アルバムのレコーディング前後に、ドラマーのフランチェスコ・ストルリアが脱退している。そのため、アルバムクレジットには、Hour of Penanceでフランチェスコ・パオリと同僚であるがレコーディング・セッションで参加したことが明記されている。また、同アルバムでは後に正式メンバーとなるフランチェスコ・フェリーニ (Piano、Orchestra)がセッションとして参加している〔『Oracles』のクレジットでは正式メンバーと同じようにクレジットされている。〕〔。同アルバムでは、まだシンフォニックな要素は薄く、ブルータル・デスメタル色、テクニカルデスメタル色の強いサウンドだった。 フランチェスコ・ストルリアの脱退を受けて、ボーカル兼ギターのフランチェスコ・パオリが、更にドラムスを兼任することになる (基本的にはドラムス)。フランチェスコ・パオリは、以前からドラムパートのアレンジも手掛けていた。また、トマソ・リカルディ (Vo,G)がツアーメンバーを経て正式に加入することとなった。2010年に1stEP『Mafia』をリリース。また、積極的なライブ活動を行う。このライブ活動のさなか、フランチェスコ・フェリーニが正式メンバーとして加入。2011年5月にドイツの名門レーベル、ニュークリア・ブラストと契約。同年8月に2ndアルバム『Agony』をリリース。日本では、日本コロムビアが日本盤をリリースし、日本デビューを果たした〔。2013年に3rdアルバム『Labyrinth』をリリース。 2014年に、ザ・ブラック・ダリア・マーダーがヘッドライナーの「Into the Everblack Japan Tour 2014」に参加し初来日〔https://www.facebook.com/bnfproductions/posts/10152374379568383 2014年5月21日閲覧。〕。この日本ツアー終了翌日には、フレッシュゴッド・アポカリプスのみ追加公演も行われた〔https://www.facebook.com/bnfproductions/posts/607955089299407 2014年5月21日閲覧。〕。 2016年に4thアルバム『King』をリリース。日本では、ワードレコーズ傘下のレーベル・ケイオスレインズから日本盤がリリースされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フレッシュゴッド・アポカリプス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fleshgod Apocalypse 」があります。 スポンサード リンク
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